盆栽・園芸の用語集

□根伏せ□

根などの一部を切り取り、土に挿し、不定芽の形成を期待することで個体数を増やす園芸ないし農業技術

土は赤玉小がおすすめ、品種によっても違いがあるでしょうが、
ボクは梅雨の時期をオススメします。

直射日光の当たらないところに置きます。

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□挿し木□

茎などの一部を切り取り、土に挿し、根の形成を期待することで個体数を増やす園芸ないし農業技術。

葉は少なめに、もしくは半分くらい切り取る
土は赤玉小がおすすめ、品種によっても違いが
あるでしょうが、ボクは梅雨の時期をオススメします。
直射日光の当たらないところに置く・・・葉が枯れなければ一月ほどで発根しているでしょう。

挿し木 -TOPへ戻る-

□取り木□

樹皮を切除して、乾燥しないようにミズゴケなどで巻いて不定根を発生させる方法。根が出たら切って別の鉢に植え替える。

取り木 -TOPへ戻る-

□株分け□

多くの幹が出ているものをそれぞれに根をつけて切る方法

株分け -TOPへ戻る-

□赤玉土□

多孔質で水持ちがよく、空気の流通性に優れている用土。
大・中・小とサイズがある
火山灰起源の土壌で赤玉土はその赤土を乾燥し、
ふるいにかけ粉状のものを除き、玉状としたもの。

私は主に小玉を使っています。

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□腐葉土□

地面の表層に蓄積された朽木や落ち葉がバクテリアやミミズなどの
土壌動物により分解されて土状になったものなので、
厳密に言うと土ではない。
山林に行けば手に入る土ではあるが、
一般的には園芸店などで袋詰めで販売されているため
都会でも手軽に手に入れることが出来る

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□鹿沼土□

農業や園芸に使われる栃木県鹿沼市産出の軽石の総称。
形状は丸みを帯びている。土と呼ばれているが実際には軽石である。
鹿沼土は通気性・保水性がともに高いことから、
主にサツキなどのツツジ科の植物や東洋ランなどの栽培に用いられる。
また、鹿沼土は水分を含むと黄色くなり、
乾燥すると白くなるので土壌の乾燥が良く分かり園芸に優れている。

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□桐生砂□

群馬県桐生地方で産出される園芸用土
赤褐色の下層火山砂礫で,鉄分を多く含む。
角ばっており,通気性・保水性に富む。
粒子を大きさ別にふるい分けて使用する。
東洋ラン,盆栽,オモト,観棕竹の用土のほか,
一般鉢物や山草栽培用土に配合して使う。
赤玉土と混合することで排水性の高い用土を作ることができます。
鹿沼土より型崩れが遅いので、植え替えを嫌う植物や
頻繁に植え替えのいらない品種に向いている。
多用すると植物が安定し難い用土。

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□軽 石□

灰白色で、多孔質。通気、保水、排水性に優れ、保肥力の高い培養土が作れます。
パミスは、多孔質火成岩を粉砕、乾燥、整粒した天然材です。
保水性・排水性・保温性を改善するための土壌改良材としても優れています。
プランターやコンテナ、植木鉢などの底に敷き、培養土の流亡防止と排水促進に
「鉢底石」として大粒を使用しています。
浅い鉢、ミニ盆栽には使用してません。写真は木炭なども入ったものです。

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□ブレンド□

ブレンド

上記の用土をブレンドして使用するのですが、方法は沢山ありますしベテランさんは植物によって違うようです。
指南書によってもさまざまです。気候・湿度・環境によって絶対と言うものはないように感じています。
そこで、私はもっとも簡単な方法をとっています。使用するのはほとんどが赤玉腐葉土です。
赤玉腐葉土3を基本にしております。最初にも記したように方法は沢山ありますが
守らないと枯れるということは無いように思えます。
研究を重ねてベテランさんを見本にしオリジナルカクテルを造るのがよろしかろうと思います。

私は数年、ブレンドしたものをそのまま鉢に入れてましたが、赤玉はふるいにかけ大中小に分けて
上の図のように配置するほうが排水の効率が上がるようです。
(鉢が浅い場合は鉢底石は使用してません)

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□水 苔□

ミズゴケ類はコケ植物中で群を抜いて実用的価値が高い。葉に水を蓄える細胞が多数あるため、
乾燥させれば多孔質の軽くて弾力のある素材となり、梱包材や脱脂綿の代用として用いられたことがある。
水を吸わせれば水もちがよく、隙間が多いので空気の通りがよい。
寒冷地では、ミズゴケを主体として、湿地生植物の遺体が堆積して厚い層を作る。これが低温のため容易に分解せず、
次第に炭化したものを泥炭(ピート)と称する。北部ヨーロッパなどでは昔、燃料として用いられていた。
園芸では主に洋ランの植え込み材料として用いられています。
盆栽では、取り木の時に使用します。

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□山 苔□

日常用語にて苔(こけ)・コケは、植物であるコケ植物のほかに、
菌類と藻類の共生体である「地衣類」を指す。
その他、一部のごく小型の維管束植物や藻類もコケと呼ばれる場合がある。
地域によっては,キノコの類をコケと呼ぶことがあるそうだ。
山苔は植物学的な名前ではないと思うが、一般にこのように呼ばれる。
仕入れは、購入することも出来るがいわゆるその辺でも採取できます。
出来れば、神社やお寺、山中などで採取したほうがよろしいかと思います。
以前、その辺で採取したところものすごく臭かった事がありました。何臭いかは、ご想像にお任せします。

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□ゼニゴケ□

ゼニゴケ

敵です。繁殖力が強く、他の苔と比べて根が深い、排除するにも手間が掛かります。
発見したら早めに排除しましょう。 苔類に属するコケ植物で、茎と葉の区別が曖昧な、いわゆる葉状体。
また、裏側の中央より仮根を伸ばし、地表に密着する。
「杯状体」という独特の構造を持つ。この杯状体からは両側が窪んだ、円盤状の無性芽が形成され、
周辺に放出されて無性的に繁殖する。

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